外壁塗装と一緒が絶対お得!見落としがちな付帯工事リスト
「外壁塗装」と聞くと、文字通り「家の壁を塗る工事」だけをイメージされる方が多いかもしれません。しかし、実は住まいのメンテナンスにおいて、外壁塗装は家全体を見直す絶好の機会なのです。なぜなら、塗装工事に不可欠な「足場」を有効活用できるからです。
今回は、外壁塗装を検討する際に、ぜひ一緒に考えておきたい「付帯工事」について解説します。別々に工事するよりも費用を大きく抑えられ、住まいの寿命も延ばせる、知っておくと得する情報です。
なぜ外壁塗装と同時に行うべきなのか?
最大の理由は、足場代の節約です。一般的な30坪程度の戸建て住宅の場合、足場の設置・解体費用だけで15万円~20万円ほどかかります。屋根工事や雨樋の交換などを別々に行うと、その都度この足場代が発生してしまいます。外壁塗装で足場を組む際に、高所作業が必要な工事をまとめて行うことで、この足場代を一度で済ませることができるのです。
チェック必須!主な付帯工事の種類
外壁と同じように、雨や紫外線に晒されている部分は他にもたくさんあります。ぜひチェックしてみてください。
① 屋根塗装
屋根は、外壁以上に過酷な環境にあります。屋根材の種類にもよりますが、外壁と同じタイミングか、それよりも少し早いサイクルでのメンテナンスが推奨されることが多いです。足場があれば、普段見ることのできない屋根の状態を正確に診断し、必要であれば塗装や補修を効率的に行えます。
② 雨樋(あまどい)の塗装・交換
屋根からの雨水を集めて排水する雨樋も、紫外線によって色褪せたり、硬化して割れやすくなったりします。塗装することで美観が蘇り、耐久性も向上します。歪みや破損がひどい場合は、この機会に交換するのも良いでしょう。
③ 軒天(のきてん)・破風板(はふいた)の塗装
軒天(屋根の裏側部分)や破風板(屋根の側面部分)は、意外と目立つ場所です。外壁がきれいになっても、これらの部分が汚れていたり剥がれていたりすると、家全体が古びた印象になってしまいます。素材の保護という観点からも、塗装は重要です。
④ ベランダ・バルコニーの防水工事
ベランダやバルコニーの床は、雨漏りの原因になりやすい箇所のひとつです。床面のトップコート(表面の保護塗料)が劣化している場合、外壁塗装と同時に塗り直すことで、防水性能を回復させることができます。
⑤ 雨戸・シャッターの塗装
金属製の雨戸やシャッターも、経年で錆びたり塗膜が剥がれたりします。これも外壁塗装と同時に行うことで、新品のような輝きを取り戻し、錆の進行を防ぐことができます。
まとめ:計画的なメンテナンスで、住まいも費用も健やかに
外壁塗装は、単に家を綺麗にするだけでなく、家全体の健康状態をチェックし、計画的にメンテナンスを行うための絶好の機会です。足場という「またとないチャンス」を最大限に活用し、賢く、効率的に住まいの寿命を延ばしましょう。
業者に見積もりを依頼する際は、「外壁以外に、一緒に見ておいた方が良い場所はありますか?」と一言尋ねてみることをお勧めします。
このように、家全体のことを考えて提案してくれる業者を選ぶことが大切です。もし福岡県筑後市やその近郊で、外壁だけでなく、屋根やその他の部分も含めた総合的な診断をご希望でしたら、私たちMAXリペイントにご相談ください。『外装劣化診断士』が、お客様のお住まいに今本当に必要なメンテナンスは何かを、専門家の視点から的確にご提案させていただきます。