その「足場代無料」は本当に得?佐賀で外壁塗装する前に知るべき足場の知識
佐賀市や唐津市など、佐賀県内で外壁塗装をご検討中の皆様、こんにちは。 業者から見積もりを取った際に、「足場代」が予想以上に高くて驚いたという経験はありませんか? 一般的な戸建て住宅でも15万円〜20万円(建物の大きさや形によりそれ以上)ほどかかるため、負担に感じてしまうのも無理はありません。
そんな中、「キャンペーンで足場代を無料にします!」と謳う業者を見かけると、非常に魅力的に感じますよね。しかし、その言葉を鵜呑みにする前によく考えてみてください。その「無料」には、思わぬ落とし穴が隠されているかもしれません。
この記事では、外壁塗装に不可欠な足場の役割と費用の内訳、そして「足場代無料」のからくりについて、プロの視点から詳しく解説します。
なぜ足場は絶対に必要?「安全性」と「品質」の土台
そもそも、なぜ高額な費用を払ってまで足場を組む必要があるのでしょうか。理由は大きく2つあります。
- 職人の安全確保:言うまでもなく、高所での作業は常に危険と隣り合わせです。安定した足場は、職人が安全に作業するための命綱です。労働安全衛生法でも、高さ2m以上での作業には足場の設置が義務付けられています。
- 塗装品質の担保:良い仕事は、良い作業環境から生まれます。安定した足場があることで、職人は両手を自由に使うことができ、壁との距離も一定に保てます。これにより、塗りムラのない、均一で美しい塗膜を形成できるのです。不安定な脚立などでは、丁寧な作業は決して行えません。
足場は、工事の「安全性」と「品質」を確保するための、いわば土台なのです。
「足場代無料」のからくりにご注意を
では、「足場代無料」を謳う業者は、どうやって利益を出しているのでしょうか。考えられるケースは主に以下の3つです。
- 他の項目に上乗せされている:足場代として計上されていないだけで、その分の費用が塗料代や人件費(工事費)などに上乗せされている可能性が非常に高いです。見積書全体をよく見て、他の項目が相場より高くなっていないか確認しましょう。
- 自社で足場を保有している:稀に、足場材を自社で保有しており、設置も自社で行うことで費用を抑えているケースもあります。これは健全な企業努力ですが、それでも費用が完全にゼロになることは考えにくいです
- そもそも手抜き工事を前提としている:値引き分を補うため、塗料を薄めたり、3回塗りのところを2回で済ませたりと、見えない部分で手抜き工事が行われるリスクも否定できません。
「無料」という言葉に惑わされず、「何に」「いくらかかっているのか」を明確に示してくれる誠実な業者を選ぶことが重要です。
まとめ:佐賀で信頼できる業者選びは「誠実な見積書」から
足場は、高品質な外壁塗装を実現するために絶対に必要な投資です。その費用を「無料」と謳うのではなく、なぜ必要なのか、どのような部材と工程で組むのかを丁寧に説明し、適正な価格を見積書に計上してくれる業者こそが、本当に信頼できるパートナーと言えます。
弊社では、足場の必要性から詳細な内訳まで、お客様がご納得いただけるまで丁寧にご説明することをお約束します。ご不明な点は、お見積もりの際に何でもご質問ください。