【足場代が浮く!】外壁と屋根の塗装は、同時施工が絶対にお得な理由
「外壁塗装の見積もりを取ったら、業者から屋根の塗装も勧められた」 「費用が高くなるから外壁だけでいいかな…でも、本当にそれで良いのだろうか?」
福岡県筑紫野市やその周辺で塗装を検討されている方の中には、このように悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。目先の出費を考えると、どうしても工事範囲を絞りたくなりますよね。しかし、結論から申し上げますと、もし屋根にも塗装が必要な時期が来ているのであれば、外壁と屋根は同時に塗装する方が、長期的には圧倒的にお得です。
その最大の理由は、塗装工事全体の費用の約20%を占める、ある共通の費用にあります。今回は、トータルコストを賢く抑えるための重要な視点について解説します。
最大のメリットは「足場代の節約」。約15万~20万円が一度で済む!
外壁や屋根のような高所作業には、職人の安全確保と、丁寧で確実な仕事をするために「足場の設置」が法律で義務付けられています。この足場代が、一般的な30坪程度の戸建て住宅の場合、約15万円~20万円ほどかかります。これは工事費全体の中でも大きな割合を占める費用です。
ここで考えてみてください。
- ケースA:外壁と屋根を別々の時期に塗装する場合
- まず外壁塗装のために足場を組み、工事後に解体(費用:約15~20万円)
- 数年後、今度は屋根塗装のために再び足場を組み、解体(費用:約15~20万円)
- → 合計で30万~40万円の足場代がかかる
- ケースB:外壁と屋根を同時に塗装する場合
- 一度の足場設置で、外壁と屋根の両方の工事を完了させる
- → 足場代は約15万~20万円の一度きりで済む
つまり、同時に施工するだけで、将来的に必要になるはずだった足場代(15万~20万円)をまるごと節約できるのです。これが、同時施工を強くお勧めする最大の理由です。
お金だけじゃない!同時施工がもたらす3つの隠れたメリット
足場代の節約だけでも十分なメリットですが、同時施工には他にも見逃せない利点があります。
1. 業者とのやり取りや手続きが一度で済む
業者選びから始まり、打ち合わせ、契約、色の決定など、塗装工事には何かと手間と時間がかかります。これらを2回に分けて行うのは、想像以上に面倒なものです。同時施工なら、このプロセスが一度で完結し、精神的な負担も大きく軽減されます。
2. 工事期間が短縮され、ご近所への配慮も最小限に
塗装工事中は、足場の設置音や高圧洗浄の音、塗料の臭いなどで、少なからずご近所にも気を遣うものです。工事期間が2回に分かれると、この気遣いも2回必要になります。一度の工事でまとめてしまえば、トータルの工事期間も短くなり、ご近所へのご挨拶や配慮も一度で済みます。
3. 家全体のメンテナンスサイクルを統一できる
外壁と屋根の耐用年数を近いグレードの塗料で合わせることで、「次のメンテナンス時期」を統一できます。これにより、将来的な資金計画やメンテナンス計画が非常に立てやすくなるという、長期的なメリットが生まれます。
我が家の屋根は大丈夫?劣化のサインをチェックしよう
「でも、うちの屋根が塗装が必要な状態なのか分からない」 当然の疑問です。屋根は普段ご自身の目で直接見ることが難しく、劣化に気づきにくい場所。外壁塗装のために足場を組むタイミングは、この屋根の状態を専門家にチェックしてもらう絶好の機会です。
- スレート屋根(コロニアル、カラーベストなど)のサイン:
- 全体的な色褪せ、変色
- コケ、カビ、藻の発生
- 屋根材のひび割れ、欠け、反り
- 金属屋根(ガルバリウム鋼板、トタンなど)のサイン:
- 色褪せ
- サビの発生
- 塗膜の膨れや剥がれ
これらのサインが見られる場合、屋根の防水機能が低下している可能性があります。
まとめ:外壁塗装は、屋根も併せて考えるベストタイミング
一度に支払う費用は高くなりますが、10年、15年という長いスパンで見れば、外壁と屋根の同時塗装が最も合理的で経済的な選択であることは間違いありません。外壁の劣化が気になり始めたら、それは「屋根の健康診断」を受けるべきサインでもあるのです。
もし、筑紫野市やその近郊(太宰府市、小郡市、基山町など)で外壁塗装をご検討中でしたら、そのタイミングでぜひ屋根の状態も一緒に点検させてください。
外壁塗装専門店MAXリペイントでは、外壁診断の際に、お客様の許可を得て高所カメラなどを使用し、普段は見ることができない屋根の状態まで無料で診断いたします。撮影した写真をお見せしながら、現在の状態と必要なメンテナンスを丁寧にご説明し、お客様にとって最もメリットの大きいプランをご提案させていただきます。