MENU
\お問い合わせはLINE・お電話でも/
友だち追加
  お電話はこちら

【そのひび割れ、放置は危険!】外壁クラックの種類と正しい補修方法

【そのひび割れ、放置は危険!】外壁クラックの種類と正しい補修方法

ふと我が家の壁を見たとき、一本の筋のような「ひび割れ」を見つけて、ドキッとした経験はありませんか?「このくらい大丈夫だろう」と見過ごしてしまいがちですが、外壁のひび割れは、家が発する重要な”SOSサイン”です。

ひび割れは、専門用語で「クラック」と呼ばれます。実はこのクラック、発生原因や形状によって危険度が全く異なり、中には放置すると雨漏りや建物の構造にまで影響を及ぼす恐ろしいものも存在します。

今回は、佐賀県鳥栖市やその周辺にお住まいの方へ、ご自宅の壁にひび割れを見つけた際に正しく判断・対処できるよう、クラックの種類とその危険度について詳しく解説していきます。

目次

なぜ起こる?外壁にひび割れができる主な原因

外壁にひび割れが発生する原因は一つではありません。建物の揺れや、塗膜の経年劣化、施工時の問題など、様々な要因が考えられます。

  • 乾燥や収縮: モルタル壁などが乾燥・収縮する過程で発生。
  • 建物の振動: 地震や、交通量の多い道路からの振動。
  • 塗膜の劣化: 塗料の寿命が来て、壁の動きに耐えられなくなる。
  • 施工不良: 新築時や前回の塗装時の施工に問題があったケース。

重要なのは、そのひび割れが「壁の表面だけ」のものなのか、それとも「壁の内部にまで達している」ものなのかを見極めることです。

危険度をセルフチェック!注意すべきひび割れの種類

ご自身でチェックできる、代表的なひび割れの種類と危険度の目安をご紹介します。名刺やはがき、シャーペンの芯などを物差し代わりに使ってみてください。

危険度【低】:ヘアクラック(幅0.3mm未満)

髪の毛(ヘア)のように細く、短いひび割れです。これは、塗膜(塗装の表面)のみの劣化が原因で発生しているケースが多く、緊急性は低いとされています。ただし、数が増えたり、だんだん太くなったりするようであれば注意が必要です。

  • 目安: 名刺やはがきが入らない程度の幅。
  • 対処法: 次の塗装メンテナンスの際に補修すれば問題ないことが多いです。

危険度【中】:構造クラック(幅0.3mm以上)

幅が0.3mmを超え、シャープペンシルの芯が入るようなひび割れは「構造クラック」と呼ばれている可能性があります。これは塗装の膜だけでなく、外壁材そのもの、あるいはその下の構造まで達している危険なひび割れです。この隙間から雨水が浸入し、壁内部の腐食や雨漏りを引き起こすリスクが高まります。

  • 目安: 名刺やはがきがスッと入る程度の幅。
  • 対処法: 早急に専門家による診断と、適切な補修が必要です。

危険度【高】:開口部周りのクラック、構造に沿ったクラック

窓やドアの四隅から斜め方向に伸びるクラックは、地震などによる建物の歪みが原因で発生していることが多く、特に注意が必要です。また、建物の構造(柱や梁)に沿って縦や横にまっすぐ伸びるクラックも、内部に問題が起きているサインかもしれません。これらは放置すると建物の強度自体に影響を及ぼす可能性があるため、最も危険度が高いと言えます。

  • 対処法: 発見したら、すぐに専門業者に点検を依頼してください。

やってはいけない!ひび割れのDIY補修

ホームセンターなどで売られている補修材を使って、ご自身でひび割れを埋めようと考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、これはお勧めできません。 不適切な方法で補修を行うと、ひび割れの内部に水分を閉じ込めてしまったり、すぐに再発してしまったりするだけでなく、プロが塗装する際にそのDIY補修を剥がす手間がかかり、かえって費用が高くつくケースもあります。

正しい補修は、まずひび割れ部分をU字型にカットして溝を広げ(Uカット)、プライマーという接着剤を塗り、そこに専用のシーリング材を充填し、最後に周りの壁と模様を合わせる、という専門的な工程が必要です。

まとめ:ひび割れは、家からの大切なメッセージ

外壁のひび割れは、見た目の問題だけでなく、家の健康状態を知らせてくれる重要なメッセージです。「幅0.3mm」を一つの基準として、それより大きいひび割れを見つけたら、「雨漏りの予約をしているようなものだ」と考え、なるべく早く専門家に相談しましょう。

早期発見・早期対処が、結果的に大規模な修繕を防ぎ、お住まいの寿命を延ばすことに繋がります。

もし、鳥栖市やその近郊(基山町、みやき町、久留米市など)でご自宅のひび割れが気になり、その危険度や正しい対処法を知りたいとお考えでしたら、ぜひ私たちにご一報ください。

外壁塗装専門店MAXリペイントの「外装劣化診断士」が、ひび割れ一本一本の原因を丁寧に見極め、なぜこの補修が必要なのか、写真をお見せしながら詳しくご説明いたします。お客様の不安を取り除き、安心してお住まいいただけるよう、最適なご提案をお約束します。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次